Packerで、Windowsの仮想マシンをESX上に生成
以前の記事でも紹介しましたが、 PackerでWindowsゲストの仮想マシンを、VMWare ESXサーバ上に 直接生成するやり方を模索しています。
ここで作るのは実行中の仮想マシンで、boxファイルではありません。
いくつかの壁があるので、ひとつひとつ確認してみましょう。
1.output_directoryを指定してはいけない
ローカルでboxファイルを構築する場合には、 output_directoryを指定するのが常ですが、 ESXサーバー上でビルドする際には、output_directoryを指定すると、 vmxファイルが参照できなくなってしまいます。
そのため、output_directoryは指定しません。
2.仮想マシンのバージョンを指定する
使用中のESXサーバーは、無償バージョンです。 そのため、仮想マシンのバージョンは、すべて8を使用しています。
これをPackerでビルドする際、以下のように項目を指定します。
"vmx_data": {
"virtualHW.version": "8"
}
サーバー上のファイアウォール設定
ESXサーバーが、ゲストマシンへのSSH接続を受け入れないと、 失敗してしまいます。
そこで、サーバーのファイアウォールを設定します。
詳細は、以下を参照。 VMWare公式記事