Quoraの質問より。
現在、プログラミングを勉強しています。
しかし、プログラマーになりたいとは思っていません。
プログラミングの知識があるからプログラマーの選択しかないのでしょうか?
これについて、僕はこう答えました。
全業種でプログラムが必要
プログラミングできる人は、全業種で大切です。
日本は少子化で、労働人口が減ってゆくので、至る所でプログラミングをして効率化しないと、国力が衰退する一方です。 20年後には日本は隣国の一部になりかねません。
プログラムは、必ず実世界とセット
また、プログラムは、単体では存在し得ません。 レジを打つためのプログラム、在庫を管理するためのプログラム、文書を保管するためのプログラム。
プログラムは、全て『別の何かを実現するために』作られます。 なので、『プログラムの分かる〇〇業界人』というのは、非常に価値が高いのです。
異業種にこそプログラマーを!
それだけではありません。
同じレベルのスキルでも、IT業界とそれ以外では、価値が異なります。
例えば、JavaScriptとSQLのスキルが少しある人がいるとします。 彼は、ソフトウェア会社のプログラマーなら見習いですが、例えば建設業界にいれば、魔法使いのように扱われるかも知れません。
しかも、ソフトウェア導入や開発を外注する時など、建設会社にシステムに詳しい人がいれば、業務ルールや業界慣習などについて、仕様の打ち合わせ精度が上がります。 その彼が、建設会社にとって、どれだけ貴重な存在か想像してください。
むしろIT業界以外にこそ、ITリテラシーが必要なのです。