前回の記事では、さくらのレンタルサーバーにGitを入れようとして失敗しました。 今回は、その解決法を書きます。
解決法
パッケージ管理システム経由では入らないようなので、ソースをコンパイルして直接インストールしてしまう事にしました。
gitのtarballからコンパイルしてインストールします。
mkdir gitinstall
cd gitinstall
wget https://github.com/git/git/tarball/v1.7.11-rc3 --no-check-certificate
tar xjvf git-1.7.3.5.tar.bz2
.cd git-1.7.3.5
./configure -prefix=$HOME/local
gmake
vi Makefile
# prefix = $(HOME)/local を記述
gmake install
これで、~/local/binにgitがインストールされます。 Makefileを変更しないと、~/binに入ってしまい、具合が悪いようです。
2012/06/22追記:
~/binに入ってしまうと、組み込みのコマンドと混ざるので、 * 環境が汚くなってしまうからかな・・・と思いました。*
パスを通す
最後に、パスを通します。
vi ~/.cshrc
set path=( で始まる行を見つけ、括弧の中に、以下を追加します。
/$HOME/local/bin
直前の文字と、スペースを挟んで区切るのを忘れないでください。 これで、gitにパスが通り、which gitが成功するはずです。 光へ続く道が開かれました。